うーと 非常に 
沢山
(ウート魚がとれた)
うえしろ 植え代 
稲苗を植える本田
うさうさ 不審な様子でうろうろしていること (変な奴がウサウサ歩いてるぞ)
うざうざ 小さな虫などが肌を這っているような感じ 
歯肉炎などで歯茎が痛痒い状態
(どうも歯茎がウザウザする)
うじこいり 生後三十日に氏神様へお参りし始めて氏子になる
うじゃじゃける 湿疹や腫れ物などがじくじくしている状態
うずぶれ 寒がりで炬燵や暖房器の前から離れなれない人またその状態 (まったくお前はウズブレだな)
(いつまでウズブレてるんだ)
うすら うすらとんかち
うすら薄ら 少し (頭がウスラ痛え)
(なんだかウスラ寒い)
うすらとんかち 少し頭の回転の遅い人 (あのウスラトンカチめ)
うそをいえば 嘘を言えば 
誇張して言えば 
極端に言えば 
「を」は発音しない場合が多い 話しを面白くするため始めにこう言って本題に入る
(ウソヲイエバあの釣り落とした魚は三十センチはあったな)
うちさん 米七割挽割麦三割の御飯
うっかく 折る (枝を小さくウッカイて燃すんだ)
うっちゃっちゃった 捨ててしまった (もう使わないと思ってウッチャッチャッタ)
うっちゃる捨てる
うてる 農作物が乾燥で萎れること
うでる 茹でる
うでがつよい 腕が強い 
他の人より余計に仕事が出来ること
うでっけえし 腕返し 
腕相撲
うでっこき 力いっぱい 
全力で
うでもち 茹で餅 
茹饅頭のこと
うぶう おぶう 
背負う
うぶすなわらい 産土笑い 
嬰児のひとり笑い
うぶたき 産炊 
マスカッキリ(一升)米を炊き産婦の食べられる物と一緒に神棚に供える
うまやごい 厩肥 
一月十六日は馬頭観世音の縁日で厩の敷藁を替え洗った馬をつれて観音様へお参りに行く
うりっぱ 瓜っ葉 
擬宝珠(植)類の総称  若いうちはおひたしなどにして食べる
うわうわ 考えもなしに浮かれている状態 (あの馬鹿め何をウワウワしてやがる)
うわっかわ 上がわ
うんだらがき うんだら柿 
熟れて柔らかくなった柿
うんそー 運送 
馬に曳かせる四輪の荷車
うんと 非常に 
沢山
(ウント重てえぞ)
うんまける あける (ばけつの水をウンマケル)

Copyright (C)  1999 by T.Nakajima & KAIIC