せ(え)がきれる 「精が切れる」の精がセとなり息がきれる事として使う (早く走るとセ(エ)が切れる)
せいた 背板 
背負子 
セータ 
ショイダイ ショイデ
せえふろ 据え風呂
せいふろむこ 据え風呂婿 
出るの入るのと大騒ぎする婿
(あそこの家もセエフロムコで大変だ)
せえふろよめご 据え風呂嫁御 
出るの入るのと大騒ぎする嫁
(あそこの家もセエフロヨメゴで大変だ)
せえ 故 為 (あいつのセエで馬鹿をみた)
(誰のセエでもねえ)
せえぶく 草で編んだリックサック状の背負い袋 
ショイブクロ
ぜえぶん 随分 (ゼエブン仕事がはかどったな)
せき 責 
理由 
いわれ
(そんな事を言われるセキは無い)
(俺のセエみてえに言うセキはねえだろう)
せきさか せいぜい (五つも食えるものか三つがセキサカだ)
せちもち 節餅 
種々の物日に作る餅
せっかく 心外 
馬鹿らしい
(こんなに世話をしたのに不平を言われるなんてセッカクだ)
せっちょ お節介 
面倒する
(よけいなセッチョ焼かずに黙って見てろ)
(いくらセッチョしてもそれは直らないよ)
せどり 収穫 
一反歩十俵の収穫があること
せなご (うちのセナゴに頼んでみる)
ぜにくび 銭首 
襟が内側に折れ込んだ状態
せにつく 瀬に付く 
産卵状態にある魚
(そろそろ鮠がセニツクだろう)
ぜね 銭 
(少しゼネを貸してくれ)
せばや はや(鮠の地方名)が婚姻色で赤く色づいたもの)
せび 滑車
せびく 間引く
せや(あ)ねえ 世話はない 
簡単
(こんな宿題やるんなセヤネエ)
せりたたき 一月七日の朝家の主が七草粥の草をきざむこと 
セリハタキ
せんぐりせんぐり 少しずつ 
僅かずつ
(去年からセングリセングリ金をためてやっと買った)
せんざいもん 野菜物
せんべん 煎餅

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