の |
|
|
のーじ |
日持ちが良い
保存がきく |
(塩漬けにするとノージがいい) |
のうくりけえる |
反り返る |
(そんなにノウクリケエルと転ぶぞ) |
のがえり |
野帰り
埋葬を済ませて家に帰ってくること |
|
のかず |
野かず
自生の楮 |
|
のこ |
鋸 |
|
のこずり |
鋸 |
|
のしあがり |
のし上がり
親を踏み付けにする子
親をないがしろにする子 |
(あんなノシアガリを持っちゃあ気の毒だ) |
のしいと |
熨斗糸
良い糸を取ったあとの繭を集めて作る極端に細太のある糸 出来た糸は熨斗鮑の様に固い所から呼ばれる |
|
のしかい |
ノシイトを買ってあるく人 |
|
のぞ |
喉 |
(風邪をひいてノゾが痛い) |
のぞっこむ |
覗きこむ |
|
のぞっこみざけ |
覗っこみ酒
結婚式の披露宴に出られず外から覗いている人に振る舞う酒 |
|
のぞる |
覗く |
(そんな所からノゾルんじゃない) |
のたくる |
のたう
這う |
(蛇がノタクッテいる) |
のだつ |
伸立つ
成功する
金持ちになる |
(あの人も急にノダッタな) |
のため |
やたらに
沢山に |
(この辺は蕨がノタメに生えてる) |
のっけ |
始め
最初 |
(ノッケからてかい魚が釣れた) |
のっつけがみさん |
ノッツケはノッケで最初から『かみさん』になること
舅・姑のいない所へ嫁に行った人 |
|
のて野鉄砲 向こう見ずなことまたその人 |
(奴は全くノテだな) |
野鉄砲な人の名の前に付け『ノテ○○』と呼ぶ |
のでんぼう |
ぬるでの木
木花や孕み箸など正月用の物を作る
ノーデンボウ |
|
のーでんぼう |
ぬるでの木
ノデンボウ カチノキ ヌリデ フシノキ |
|
ののひる |
野の蒜
野蒜
ノノヒロ |
|
ののひろ |
野蒜
ノノヒル |
|
のめ |
尖っていること
尖っている物 |
(鉛筆の先をそんなにノメにするな) |
のめっちょ |
同上
『尻が三角ノーメっちょ』子供の悪口 |
|
のめくる |
滑る |
(道の雪が凍っているからノメクルぞ) |
のめる |
滑る
前のめりに倒れる又は倒れそうになること |
(雪道でノメルな) |
のめっこい |
なめらか
すべっこい
気のおけない |
(クリームを付けたら手がノメッコクなった)
(あの人はノメッコイ人だ) |
のめす |
倒す |
(この野郎叩きノメスぞ) |
のぼりこみ |
上り込み
上[地形的・習慣的]から来た嫁は一度下の中宿に寄ってから婚家へ行く |
|
のぼりじんしょう |
上り身上
身上が良くなって行くこと |
(あの家はノボリジンショウだ) |
のぼれる |
ぼける |
(あの人もだいぶノボレタな) |
のらぼう |
乞食
家も定職も無い人
なまけもの |
|
のりでま |
結
ユイ |
|
のろ |
水中の石に付着しぬるぬるする珪草 |
|
のろっかのろっか |
のろのろ |
(ノロッカノロッカ歩くな) |
のろらのろら |
のろのろ |
(ノロラノロラしてねえで早くしろ) |
のんぐり |
のんびり
ぼんやり |
(ノングリしてねえで早く手伝え) |