もいる 燃える
もうぞうする 手をかける (これはモウゾウシテも直らないよ)
もうそう 申そう 
かくれんぼ 
見付からないうちに「申そう」と言いながら鬼の体に触ると触られた者は再び鬼になる
もぎぶ もぎ分 
桑の摘み賃
もぐす くすぐす (やめろモグスなよ)
もぐってえ くすぐったい (モグッテエから止せよ)
もぐらっぷさぎ もぐら塞ぎ 
麦蒔きが終わると餅を搗きもぐらが出ないようにと畑に置いてくる 
モグラップサゲ
もぐらっぷさげ モグラップサギ
もぐらほり もぐら掘り 
死ぬこと
(奴もモグラホリに行った)
もぐり うない鍬
もこう むこう (モコウの山)
もこっぱた 向こう端 
向こう岸
もしき 燃し木 
燃料にする小枝 
もや
もじる 幼児がはにかむこと (この子はもうモジルようになった)
もちにつく 餅に搗く 
始末に困ること 
手に余ること
(何としても悪戯を止めないんでモチニツイちゃった)
もちあつかい 始末に負えない 
手に負えない
(こんな面倒な事とんだモチアツカイだ)
もっきん むくげ(植)
木槿の音読
もつけやみ もっけ病み 
蛇を見て驚き病気になり死ぬこと 
蛇の祟りで死ぬこと
もっこやみ モッケヤミ
ものいいっぷし 物言いっぷし 
言い方
(モノイイップシの悪い奴だ)
物言いの良い方には使わず悪い方のみに使う
もみぬか 籾糠 
籾殻
もむ 揉む 
争いや揉め事を起こすように扇動すること
(奴は会議に出るとモムんでな)
ももいたがはる 腿板が張る 
疲れて腿の筋肉が痛むこと
もらいいちげん 貰い一見 
結婚式の当日の朝新郎が新婦の家に新婦を貰い受けに行くこと
もらいっこ 生れつき体の弱い赤ん坊は三本辻に捨て子しあらかじめ話し会っておいたお婆さんが拾って来たのを改めて親が貰い子として育てる
もりっこ 守りっ子 
子守をする人
もりっこかぶり 守りっ子被り 
手拭で髪を後ろから包み前に回して額でしばる
もりわたし 盛り渡し 
片精進・丸精進の飲食の後さらに特別の椀で御飯を食べさせること
もろ
もんずき 結婚式の当日新郎方では提灯をつけて外で花嫁を待つ、花嫁が到着すると雄蝶・雌蝶役の子供が提灯でキッテ(擦れ違って)から火を消す
もんつき じょうびたき(鳥)
じょうびたきは黒い両羽に一対の白い斑点がありこれが紋付き羽織の様に見えることによる
もんつきばかったらし じょうびたき(鳥)
じょうびたきは人を恐れないため近くまで寄れるが実際は非常に利口な鳥である
もんめがでる 匁が出る 
目方が沢山取れること
(今年の繭はモンメガデタ)

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