くいる くれる 
あげる
(この菓子クイル)
くいる くれるか 
語尾を上げることにより問い掛けになる
(この菓子僕にクイル?)
ぐう 数が丁度割りきれる (グウが良い)
ぐう 数が割りきれない (グウが悪い)
(一人あて五千円ずつ出し合えば四人で二万円でグウが良い)
ぐええ 具合 (久し振りに雨が降っていいグエエだ)
くさ ふさ 
独楽紐の太い方をふさ状にして独楽を叩き回転をはやめる
くさたいじ 草退治 
草取り
(今日は庭のクサタイジをしよう)
くさばっこ 草むら (クサバッコでとてもはいれない)
くさばっか 草むら
くさやね 草屋根 
藁葺き又は萱ふき屋根
くさゆめ 体・精神が疲れたときに見る夢
くされひがん 腐れ彼岸 
雨降りの彼岸
ぐしこぼし ぐしは家の棟、こぼしはこぼつで壊す 藁・萱葺き屋根の葺替)
ぐしもち 屋根の葺き替のときに搗く餅 
薄く延ばすほどよく四角に切る
ぐずっかぐずっか ぐずぐずしていること (グズッカグズッカしてねえで早くしろ)
くずや 藁または萱葺き屋根の家
くずやね 藁または萱葺き屋根
くせ 野菜などの作物が病気になること (茄子がクセをした)
くそっていねい 糞丁寧 
丁寧すぎること
(挨拶だけはクソッテイネイだな)
くだくだ くどいこと 
長々喋っても要領を得ないこと
(いつまでもクダクダ言ってるな)
ぐだぐだ くだくだに同じ
くたぶれる くたびれる 
疲れる
(今日は忙しかったのでクタブレた)
くち 部類 (そんな怪我ですめばいいクチだ)
くちい きつい (食べ過ぎて腹がクチイ)
くちぐそをたれる 口糞をたれる 
言わなくてもよいことまで言ってしまうこと 
言ってはいけないことまで言ってしまうこと
(クチグソヲタレタおかげで謝る羽目になった)
くちへんとう 口返答 
口答え
(まったくこの子はクチヘントウばっかり達者だ)
くっきる 食い切る (鋏が無いからクッキッテしまえ)
くっちゃべる 喋る (いつまでもクッチャベッテいるな)
くっちゃぶる しゃぶる (まだ歯が生え揃わないからクッチャブラしておけ)
くっつぁめる 冷める 
褪せる
(このお茶クッツァメてるぞ)(この服も色がクッツァメタな)
くっつぶる つぶる (目をクッツブレば見えないのは当たり前だろう)
くっつぶす 噛み潰す (錠剤をクッツブシちゃあ駄目だぞ)
くでえ くどい (クデエな一度言えばわかるよ)
くぼっと 窪地
くまいも 里芋の一種
くみぬけ 仲間外れ (生意気だからクミヌケにしちゃえ)
くもいず 蜘蛛の糸 
蜘蛛の巣
(顔にクモイズが引っ掛かった)
ーくら 競い合う 
比較し合う 
駆けっクラ
飛びっクラ
(どっちが遠くまで飛べるか飛びっクラしょう)
くらせえ 下さい (私にも一つクラセエ)
くるま 車 
水車のこと 
屋号として用いられた 
中車 
下車 
車ん家
くれえ 黒い
くれえ 暗い (道がクレエから気をつけて行け)
ーくれえ ー程度 (このクレエでいいかな)
くれぐし 土の付いた芝や草を棟に敷き並べたもの
くれっから くれるから (この菓子をクレッカラ泣くんじゃない)
くれてくれえ 呉れてくれえ 
与えてくれ
(この花少しクレテクレエ)
くれてくれる 下さい
くろのっぽ 黒い表土が厚く良い土地
くろぼし くるぶし
くわいれしょうがつ 鍬入れ正月 
一月十一日一升桝に米を入れごまめなどと畑に供え僅かにさくをきって仕事始めとする 
鍬立て 
くわっぱもち 桑っ葉餅 
桑の葉で包んで焼いた焼き餅
くんしょうぐさ 勲章草 
やえむぐら 
若い実は衣服に良く付くので子供が千切って遊ぶ
くんたんひりょう 燻炭肥料 
木を燃やした後の灰を肥料にする
くんなんしょ 下さい (これを見てクンナンショ)
くんのむ 飲み込む (水といっしょにクンノムんだ)

Copyright (C)  1999 by T.Nakajima & KAIIC