ひ |
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ひえめえだま |
稗繭玉
稗の粉で作った団子 |
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ひかりだま |
光り玉
一抱え程の大きさで夜道が明るくなる程に光る玉 |
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ひうすい |
薄い
ヒは接頭語 |
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ひおる |
干反る |
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ひきい |
低い |
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ひきい |
敷居 |
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ひきうり |
車に商品を載せて売り歩くこと
またその人 |
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ひきおとし |
引き落とし
引出物 |
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ひきずり |
だらしがない
無精な
またその人 |
(あれはどうしょうもないヒキズリだ) |
ひきもち |
挽き餅 粉から作る餅 |
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ひがす |
剥がす |
(背中の膏薬ヒガシてくれ) |
ひげ |
経木 |
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ひげもり |
髭盛り
竹で編んだ籠で編み残りの端を髭の様にして飾りにしたもの贈物を入れる容器に用いる |
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ひげんぼうず |
髭坊主
荒神様 |
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ひこっさく |
途中で切れた畑のさく |
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びしょったねえ |
だらしがない |
(こんなに散らかしてまったくビショッタネエな) |
ひすばる |
干涸びる |
(この茄子ヒスバッテしまった) |
ひだりぎっちょ |
左利き |
(お前ヒダリギッチョか) |
ひだりっこぎ |
左利き |
(お前ヒダリッコギか) |
ひだりずまい |
左住い
住居を前から見て入口が左にある家
右にあるのは右住いという |
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ひちや |
七夜 |
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びちょぬれ |
びしょ濡れ |
(こんなにビチョヌレになって) |
ひっかじく |
引っ掻く |
(あの子が私の手をヒッカジイタ) |
ひっかた |
じょうびたき(鳥)
ヒッカタカタと鳴くことによる |
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ひっくらひっくら |
ひっくりひっくり |
(この蛙ヒックラヒックラしてるから早く川に入れてやれ) |
ひっくりげえし |
ひっくるがえし |
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ひっくりけえる |
ひっくりかえる |
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ひっくりけえる |
ひっくり返る
ヒックリケエル様な大騒ぎ |
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びっこたっこ |
二つの物が高さが異なること |
(この竹馬左右がビッコタッコだ) |
ひっころす |
轢き殺す |
(車でヒッコロスなんてひでえ奴だ) |
ひげる |
剥げる |
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ひっぱらい |
引っぱらい
縫った糸などの端が止めて無い状態 |
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ひっきる |
引き切る |
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ひっちぎる |
引き千切る |
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ひっちゃばく |
引き破る
引き裂く |
(こんなに服をヒッチャバイテ) |
ひと |
私 |
(ヒトを馬鹿にするな) |
ひと |
他人 |
(自分のやったコトをヒトのセエにするな) |
ひとせ |
ひと荷物
セイタにモヤ三把を載せるのをヒトセと言うのによる |
ひと仕事 |
ひとっけすみ |
人見知り
見慣れぬヒトを見て泣いたり、はにかんだりまた嫌うこと |
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ひとっつまじり |
ひとつまみ |
(ヒトッツマジリ塩を入れる) |
ひとつらもち |
糸などが縺れて一塊になること 一連餅か? |
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ひとっつらもち |
同上 |
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ひとっぱたき |
ひとはたき
いちどで |
(あんな奴ヒトッパタキでやっつけてやる) |
ひにたつ |
火に立つ
火事になること
初午の日に繭玉を一升枡に盛り稲荷様に供え火難除けをする |
(どうか今年もヒニタチません様に) |
ひにゃあ |
○○ては |
(降られたヒニャア目も当てられねえな)
(俺がやったなんて言われたヒニャアたまらねえな) |
ひねりざかな |
捻り魚
半紙を細かく畳んで両方の小口を捻ったもの
赤飯を他家へ持って行くときに上に載せる
熨斗の簡素化したものか? |
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ひのものだち |
火の物断ち
願をかけ火を使った物を断つこと日を決めて行う |
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ぴーぴーむしのたまご |
ぴーぴー虫の卵
いらが(昆)の幼虫が入っていた殻 |
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ひぶり |
夜灯火で川の魚を照らし小型の銛で刺してとる漁法 |
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ひぼり |
同上 |
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ひぼ |
紐 |
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ひぼっこ |
紐 |
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ひゃっかんげえこ |
百貫蚕
大量に養蚕をすること |
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ひゃあ |
何の
全く |
(ヒャアの役にもたたない) |
ひょいら |
ひょいと |
(あんな重い物をヒョイラ担いだ) |
ぴょこたんぴょこたん |
ぴょこぴょこ
大きくびっこを引く様な動きのこと |
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ひゃくはちとう |
百八灯
病人が危篤のとき琴平様の石段に蝋燭を百八本たて近所の人達が回復を祈る |
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ひらったく |
平に |
(見付かるから草の中にヒラッタクなってろ) |
ひらったく |
かしこまらず |
(ヒラッタク言やあ・・・だ) |
ひるだま |
蒜玉
にんにく |
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