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白川郷

白川郷合掌造り集落 白川村萩町
【岐阜県・山村集落】

重要伝統的建造物群保存地区S51選定
岐阜県の北西部から富山県に接する山あいの農村集落。養蚕とわずかな農地を利用した自給自足の地区で近年まで日本の秘境と言われてきた合掌造りの集落である。明治初期までは大家族制度が生きていて、一軒30人もの家族が住んでいる家もあった。明治26年白川村を南北に通る白川街道(国道156号)が開通し、昭和初期の道路整備後は林業も盛んになった。大戦後、ダム建設で部落の一部は水没したり道路建設のために集落が壊されてきているが、山村の貴重な伝統を今も伝えている。萩地区は昭和51年重伝建地区に選定され、平成7年12月には白川村萩町・平村相倉・上平村菅沼とともに世界遺産に登録された。
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