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小布施

小布施 小布施町大字小布施【長野県・農村集落】

栗の里小布施の豪農商市村家12代高井鴻山は天保13年(1842)突然来訪した旧知の絵師『北斎』(当時83才)に仕事を依頼、『北斎』はその後3回も小布施を訪れ『岩松院天井画』や『祭屋台天井画』等々…数々の画業を成している。1987年倫然楼(ゆうぜんろう)(高井鴻山記念館)『北斎』のアトリエ、栗の小径、信用金庫、造り酒屋、住宅など、小布堂周辺の区画整理と修景事業を建築家宮本忠長氏の見事な計画によって完成し、町づくりへの大きな引き金となった。その後桜井甘精堂、竹風堂等栗の菓子店舗の新築、北斎館の改装が続き、『うるおいのある美しいまちづくり条例』の制定(1990)ともあいまってまちづくりが進み、中小都市の町づくりの良き先例となっている。
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