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掛川

掛川 掛川市【静岡県・城下町】

かつては東海道の宿場町として栄えた掛川も近年は中央商店街等、街並が老朽化し、魅力に欠ける町と化してきた。掛川が一気に全国の話題になったのは、現代では初の木造掛川城の天守閣の復元である。
それは強力な行政主導型で進められた『掛川城下町風街づくり事業』によるものである。昭和59年駅北の区画整理事業が決定してから『ふるさとの顔づくり』として平成元年掛川城築城の決定、街づくりも地元の住民の協力のもと「公共空間や建築デザインを歴史的城下町の雰囲気を随所に表現した景観に統一」を決めた。平成6年4月かつて山内一豊の造った城を律元し、その後『大手門』も完成、周辺の街並も城下町風整備、修景が進んできている。掛川城入場者も開城以来100万人を突破して、城の周辺は少し活気が出て来ている。
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