明智(あけち) 恵那郡明智町【岐早県・城下町】
『明智光秀』又江戸町奉行『遠山金四郎』のふるさと、人口7,500人の山間の小さな町。江戸期は宿場町として、又明治・大正期は製糸工場の開業が続き、民家や商家、銀行などの建物が建てられた。しかし昭和初期の大恐慌で全業者が廃業し、静かな町と化した。
明智が有名になったのは文芸写真家澤田正春氏が“明智を大正村に”というアイデアを提唱し、明智鉄道廃線問題で町が揺れた昭和58年『日本大正村』の建設を決断、59年に立村式。町の活性化を目指して施設の建設や整備が進められ、昭和63年女優高峰三枝子さんの村長、春日野相撲協会相談役、金田一春彦氏らを役職に『財団法人日本大正村』が正式に開村した。元の銀行蔵を利用した『大正村資料館』、明治期に建てられた洋館の役場は『日本大正村役場』として再生、又城山の丘には高峰さん・横綱栃錦の部屋・画家山本芳翠ギャラリーのある『大正ロマン館』を新築、その他多くの大正の風景と共に観光客の誘致に町をあげて頑張っている。 |
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