水車研究会発足と経過報告

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第3回水車研究会報告 経過報告 須田1/5水車回る

2002.2.19

桐生水車研究会発足からの経過報告

1.発足の経緯

2001.10.13、桐生学主催でシンポジュウム「水車の廻る風景を求めて」が織物参考館で開催された。NPO桐生地区情報ネットワーク(塩崎泰雄理事長)が厚生労働省の委託を受けた研究の一環として取り組まれた事業と聞いている。熟年世代の文集の中に水車についての思ひ出が多く語られていることにヒントを得て、このシンポジュウムを企画されたという。

水車に関する資料を多数集め会場に展示され、水車風景の写真を横断幕にスクリーン捺染で転写するなど、周到に準備された楽しい集会であった。プロジェクト代表坂野氏の主旨説明の後、<水車シンポジュウム>に入った。パネラーは小池氏、峰岸氏、それに亀田の三人で順次水車について思いを語った。亀田は水車所在の地図作成(特に赤岩用水の旧新宿地区)の必要性及び実物大の水車(桐生独特の「上げ下げ車」と「ド箱車」と八丁撚糸機のシステム)を完成したいことを主張した。産業考古学会の水車・臼の分科会の代表、小坂克信氏も参加され、後日、ぜひ実現してくれと励まされた。そんな思いを取材にきた「桐生タイムス」の記者に語り、11月12日付けの同紙に「研究会発足へ」と報道され、からくり人形研究会の山鹿氏・五十嵐氏・佐藤氏、木工業の大沢氏、精密機械製作の須田氏、「まちづくりコンサルタント」の庭山さんが参加し、12月6日「設立準備会」を中央公民館で開催することになった。

 

2.設立準備会(2001.12.6)

午後7時、中央公民館に上記7人が集い、最初の集会なので自己紹介・抱負を語っていただいた。からくり人形研究会の山鹿氏は大正5年まで動いていた水車からくりの実現について語った。同研究会の佐藤氏はその後実現の運びとなる河鹿荘の水車について述べた。元群大教授の五十嵐氏は現在の水路の流れでは流量不足で、せいぜい1HPの底力しか得られず水の確保は不可能と語られた。大沢氏は木工業という職業柄、10年前に水車をつくる会を発足させ、直径1m,1.2mというミニュチァの水車を作ったことがあるという。庭山さんは町づくりコンサルタントとして活躍。大学で水に対する価値観の変容について研究され、相生の水路について調べてみたいと述べた。亀田は(1)赤岩用水、旧新宿地区の調査、(2)ミニュチア水車の作製、(3)実物大の水車を完成すると本研究会の目標をしめした。

(まとめ)(1)水車からくりの実現、(2)現在の水路はそのまま利用できない、(3)撚糸・糸繰り水車のミニュチア⇒実物の提案がなされた。

 

3.第1回例会(2002.1.22)

具体化に前進した集会であった。五十嵐氏は(1)動態展示、特に織物用水車は商工会議所裏の水路を活用し昔の形態で復活できるのではないか。(2)天満宮境内の太鼓橋下の水路を活用し、ポンプアップして水を循環し水車を仕掛け、からくり人形を動かすと提案した。佐藤氏も天満宮内で水車動力でからくり人形を復元したいと述べた。山鹿氏も同様な提案し、さらに活動資金についても言及した。大沢氏は水車の復元について語り、木工のプロの立場から製作のお手伝いをしたい述べた。

1月24日のタイムスは「天満宮で水車復元」の記事を載せ、同日、同宮の前原勝氏から代表のもとに研究会のプロジェクトに賛成するという意向を寄せられた。翌25日の同紙は「天満富も前向き」との記事が出た。

 

1/25山鹿・佐藤両氏、薮塚町井田氏所有の水車及び天神町の小松屋の水車を見学される。薮塚のものは大きすぎてだめとのこと。小松屋の水車は保存状態もよく大きさも適当なので天満宮によいのではないかとのこと。

2/1五十嵐氏から連絡。塩崎氏と2人で天満宮に挨拶に行かれたとのこと。

2/4事前に大貫一雄の斡旋もあり、山鹿・佐藤・亀田の3人で河鹿荘小松崖高須孝重氏を訪問、鹿沼製直径1.8m(昭和30年代製)の水車の水輪を寄付していただくこと、となる。

2/7前日連絡があり、須田・亀田で相生町1丁目、喜多静男氏宅訪問。昭和11年にタービン(模型、フランシス水車)3〜4馬力を導入し、イタリー式撚糸機5〜6台を動かし、昭和30年までタービンで撚糸機を動かし、32〜3年ごろは電力事情の悪化で一時ヤンマー・ヂーゼル4馬力を利用、そのご電力を利用するようになった。昭和6年ころから水車の減少もあって、タービンの利用がみられたと思われる。

 

 

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