質疑要旨データベースを何故作ったのか!!
市議会議員は、「市民の代表として、市民のために活動している」というが、その活動の概要は一部の人(例えば、後援会の幹部や市議と特に親しい人など)を通してしか、一般市民には分からないという声が多い。
市民のためにどんなことをやっているのか?
執行機関である市役所に対してどのような活動をしているのか?
選挙の公約に沿った活動はどこまで達成しているのか?
などなど。
しかし、桐生市は、3年前に群馬県内で他市に先駆けて、インターネット上で議事録を公開した。これで、桐生市の抱える問題点や桐生市が進もうとする方向が分かり易くなり、更に、我らが市議会議員の活動が見えてきた。
そこで私たちは、市民のために活動する桐生市議会議員の姿が、少しでも身近に感じられるようになることを願って、次のように市議会定例会での質疑状況を集計し、データーベース化しました。
○一般質問の回数
市議会は年4回、春夏秋冬と開かれるが、特に重要なのは予算を議決する3月議会と決算を認定する9月議会である。また議会は、市議会議員が市民の見守る中、市に対して質問できる晴れの舞台でもある。
○執行機関の所管に対しての質問の有無
市政を具体的に担っている担当部局への質問は、充分な事前の調査・分析が必要なため、各議員ごとに得意分野や興味度の濃淡が異なる。
○質問内容のデーターベース化
質問に先立って作成された一般質問通告一覧表や予算・決算質疑通告一覧表の「質問要旨」や、桐生タイムスに掲載された「質問・質疑要旨採録」から、質問の内容と当局の答弁の概略が分かる。
市議会議員の活動は様々な分野にわたるが、最も重要な活動は議会においての活動であることは言を待たない。市議会議員26人の質疑をとおして市の向かう方向や課題点、解決のための施策などが明らかになり、市が策定した基本構想の進捗状況が分かる。
もっと詳しく知りたい人は、桐生市の公式サイトでの検索が可能である。
★http://www.city.kiryu.gunma.jp/★
より多くの市民が市議の活動を知り、議会活動に目を向け、議事録に目を通すことが市議自身への激励になるだろう。