生まれ育ったかけがえのない桐生市。青年期の約十年を東京で過ごし、明けても暮れても桐生を忘れた事はなかった。いつかは自然豊かな愛する桐生へ住みたい。離れて分かる桐生の魅力。その夢が転勤により実現。桐生を発展させて次世代の青少年に引き維ぐ思いで市議の道へ。その熱い思いは今も変わらない。
立候補にあたり桐生市の課題を中心にいくつか公約を申し上げます。まず人口減対策と少子高齢化対策です。市の年齢三区分人口比率は私が初当選した十二年前の年少比率(○歳〜十四歳)十九・四%、高齢比率(六十五歳以上)が三十三%。現在では年少比率十三・一%、高齢比率十九・八%と大きく逆転してしまいました。
これは少子化に加え若い人が市外に家を求めて子供を連れて出ていってしまう結果でもあります。この対策は市内周辺の農地等を含めて区画整理を実施して若い世代が桐生に持家した場合の特典を設ける。また本年四月から労働法の改正で女性の社会進出が拡大されます。安心して子供を産み育てられる環境づくりをめざします。
高齢化対策は病気や寝たきりの対策も必要ですが、そうならないように何といっても元気で生きがいを持てる対策が必要です。そのためにシルバー人材センター等の拡充をめざします。
教育問題では心豊かな思いやりのある生徒の育成を原点に、国際化、高度情報化に対応できる生徒の育成をめざします。私は外国人英語指導助手の増員を主張してまいりました。試験で点数の取れる英語も大事ですが話せる英語はもっと大事だからです。
交通と都市基盤の整備では混雑交差点の改良、北関東自動車道へのアクセス道、下水道整備の遅れている川内、相生、広沢の普及拡大をめざします。
活性化に向けて有隣館や伝統的建造物群、大川美術館等を核に、自然豊かなハイキングコースを首都圏にPRし来街者の増加をめざします。スポーツ振興に実践をふまえて、推進してまいります。