森下清秀

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桐生タイムス1999/4/20記事より掲載

必要不要よく見直して

 桐生市の現状と将来を考えてみますと、今、人口の減少、ますます増える高齢化、市全体の活性化、または教育問題、財政問題、数え上げれはいくつもの問題が山積されております。数多い自治体の中で同じような体質を持つ地域は数多いと思うが、各々の自治体で何らかの対策を考え、施策の中で色々と考えていかなくてはならないと思います。

 桐生市の場合、一時期、非常に隆盛な時期がありました。戦後より高度成長時代の波に乗り、財政面に関しても予算編成の中である種、余裕みたいな感もあり発展してきました。

 昭和四十九年ごろを境に成長に陰りが出てきて、現在に至っては緩やかに坂道を下っているのが現状です。いろいろの予算編成の中で、もう一度よく見直して、必要な部分は積極的に投入し、いらない部分は慣習にとらわれず思い切って減らすという事をやっていかなければと思います。

 人口の減少についても、若者の他町村への移住、桐生市へ住まない原因は何なのか?、若者には桐生市は魅力がない地域なのか、一生懸命考えながら住宅環境整備の対策も考えていかなくてはならないと思う。

 産業振興についても、本市の場合、ほとんど零細企業の集まりの中、新製品の開発の支援、制度融資の改善はできないものか、高齢者対策にしても、若者に同居しても負担をかけない方法はないものか?、施策として、高齢化に伴う老人保健、福祉施設の充実、在宅介護の支援など、また、次世代を担う子供のために、21世紀に対応できる人材の育成、パソコン教育の充実、個性と感性を伸ばす教育など、色々な諸問題を持ち合わせる桐生市ですが、いつか成されるであろう市町村合併は必ず実現させたいと思います。

その時期、21世紀へ向けて、心豊かな桐生市となり、胸を張って合併問題に取り組めるような施策を市民の皆様と見いだし実現させるよう努力したいと思います。

【メモ】森下清秀(無所属新)▼生年月日=昭和二十一年九月四日、桐生市生まれ、五十二歳▼学歴・職業=梅南小・梅田中、桐生工高卒。スカーフ・マフラー企画製品会社社長▼公職歴など=県青少年育成補導員▼現住所=梅田町二丁目

 

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