可住地面積の少ない桐生市においては、人口の減少は進み、企業の活力が弱り工業出荷額も減少、特に少子高齢化が進み県内市部は第一位の二〇%に近づいてまいり、人口減少も下げ止まらず、その回復にかずかずの政策と取り組んでいる現況であり、この苦境のなか、英智を結集し、次の政策を掲げて、すみやかに実行していく事により、風に向って二十一・豊かですみよいふるさとづくりができるものと確信するところであります。
まず産業の振興であります。これを支える最大の要因は積極的に企業と連携し人材の育成と確保であります。既存の産業の育成と、新しい商品の開発と支援、桐生市に適合した企業誘致であります。
都市基盤の整備、国道50号、北関東自動車道の早期建設、錦桜橋架橋、中通り大橋事業の推進と区画整理事業を全市的に考え、市民のみなさんとともに、豊かですみよいまちづくりの実現をはかります。
生涯学習・生涯スポーツを充実するために相生総合スポーツ公園施設のさらなる充実をはかること、全国大会が開催できる施設の実現、文化施設、公民館、集会所、河川敷公園のさらなる充実。
少子高齢化社会福祉充実のために、少子化対策として現況の教育環境を改め、小・中学校の児童・生徒の適正をはかるためよりよい教育環境と学校の適正化の実現を図ります。
学童保育事業のさらなる充実で働くお母さんのバックアップ。街中活性化のため、家賃の安い市営住宅の建設の促進。老人福祉計画の充実をさらにはかり、高齢者が安心して暮らせるまちの実現。
介護保険制度、地方分権によりわかりやすい行政の明確化をはかり、特別養護老人ホーム、ホームヘルパー、在宅介護サービス施設をより適切に支援し安心して暮らせる福祉の実現をはかります。
激動する世紀末、私は一生懸命桐生のために働きます。
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