=議会での質疑状況=

大沢幸一(教育民生委員会、フォーラム桐生)







「質疑を行った議会一覧」
議会 総括質問 一般質問
1999年6月定例会
1999年9月定例会
1999年12月定例会
2000年3月定例会
2000年6月定例会
2000年9月定例会



1.1999年6月定例会

1999年6月定例会一般質問要旨(資料:一般質問通告一覧表)

1.経済
 @群馬大学工学部の機能拡充に対する後方支援と具体的なプログラムの確立。
2.都市計画
 @中通り大橋線の事業促進と代替地対策並びに地域住民への説明会。
3.選挙
 @不在者投票の現状と不在者投票所の設置箇所拡大。


1999年6月一般質問要旨採録(資料:桐生タイムス 1999.6.21)

工学部とは運命共同体

 −−−群大工学部に対する認識は。
 市長 桐生市の生き残りもかけ、工学部とは運命共同体ということで頑張っていきたい。
 −−−中通り大橋線の渡良瀬川左岸の物件補償の進ちょく状況は。
 都市計画部長 10年度末で対象戸数128戸のうち27戸が移転完了。進ちょく率は21%。
 −−−代替地の充足率と従前居住者住宅の希望者と決定数は。
 都市計画部長 31人が代替地を希望しているが、代替地は充足しているものと考えている。従前居住者住宅については現在15人が希望している。今年度全員の入居はできないが、順次入居できるようにしていきたい。
 −−−不在者投票の現状と不在者投票所の設置個所の拡大について、直近の県議選と市議選の投票率は、また、不在者投票所が市役所ロビー1カ所では不便で困るという声もある。境野、広沢、梅田、相生、川内、菱の6公民館での不在者投票業務は実施可能か。
 総務部長 不在者投票の数は平成7年の県議選は2,693人で今回は4,245人で前回比で143.7%、市議選は平成7年が3,057人で今回は5,696人、前回比で186.4%とそれぞれ増加している。不在者投票所は県内11市では市庁舎の1カ所しか使用されていない。人件費を含めた費用の問題もあるので、今後検討していきたい。






1999年6月一般質問の詳細は、
桐生市のホームページの議事録でご覧になれます。

リンク先:桐生市−桐生市議会−会議録−平成11年第2回定例会会議録第3号



2.1999年9月定例会

1999年9月一般質問要旨(資料:一般質問通告一覧表)

1.総務企画・企画
 @市民の身体、生命及び財産の維持確保を目的とした防災計画の整備、拡充と自主防災組織の育成。
2.教育
 @小中学校生の始終時刻の繰り下げによる登校時の安全性確保
3.市民
 @ごみ類のポイ捨て禁止の徹底と犬の糞害対策強化による市民モラルの向上と住みよいまちづくりの推進



1999年9月一般質問要旨採録(資料:桐生タイムス 1999.9.30)

赤岩用水水量確保 通年的には困難

 −−−防災計画についてはこれまで20回の修正がなされてきたが、防災行政全般にわたる今日的課題はなにか。防災会議委員の任期は2年だが交代時に空白は生じないか。
総務部長 防災計画については毎年計画を見直す中で、必要に応じて検討し、万全を期している。防災会議の委員の空白は生じないようになっている。
−−−火災予防について特に水利施設の確保が不十分。最も火災の多いときに赤岩用水は水がない。用水の用途拡大を検討すべきで特に赤岩用水は急務。
経済部長 赤岩用水についてはかんがい用水として建設省から許可を受け、渡良瀬川から取水している。通年的に同じ水量を確保するのは困難。
−−−犬のふん害に憤慨している。飼い主に対する研修が必要。登録時、狂犬病予防接種時における指導は。
市民部長 飼い主のマナーが強く求められる。今年度から新たに啓発ティッシュを作成し、呼びかけを行っている。今後、意を注いで啓発に努めたい。
−−−ゴミ類のポイ捨て禁止について、自分たちのまちを自分たちで汚している現状がある。ゴミを捨てない市民を拡大するのが基本だが行政がどのようにすればいいと考えているのか。
市民部長 ごみ減量化推進会議で4年生を対象にゴミがたまっている場所の調査を行ってもらっている。その結果を啓発チラシとして配布している。モラルの向上が最も重要なので今後もPRしていく。




1999年9月一般質問の詳細は、
桐生市のホームページの議事録でご覧になれます。

リンク先:桐生市−桐生市議会−会議録−平成11年第3回定例会会議録第5号



3.1999年12月定例会

1999年12月一般質問要旨(資料:一般質問通告一覧表)

1.経済
 @雇用対策と労働債権について
  ア)行政としての雇用対策は何か
  イ)市の融資制度と利活用の状況について
  ウ)倒産、廃業、リストラ等による労働債権の実態と保護政策について
2.建設・消防
 @火災発生時における対策の強化について
  ア)消防体制の強化について
  イ)緊急避難と公営住宅のあり方
3.企画・市民
 @市民参画型の行政推進について
  ア)生き生き出前市政講座の推進
  イ)市民提案制度の創設について



1999年12月一般質問要旨採録(資料:桐生タイムス 1999.12.27)

公営住宅緊急避難は


 ―――火災罹災者の緊急避難として近くの公営住宅の入居を希望したが、空きがなく、民家の空き家に落ち着いたケースがあった。緊急避難と公営住宅のあり方は。
 建設部長 本年度、火災による市営住宅の入居は5件。すべて希望する団地に入れたわけではない。平素から多くの人が待っているところとそうでないところがあるが、入居希望の多い団地では火災に備えて空き住宅を確保するのは難しい。
 ―――生き生き出前講座については高く評価したい。この事業については全庁的な意思統一が図られているのか。
 指導部長 庁内各部課から76項目もの提案があった。これは全庁あげての積極的姿勢の表れと考える。
 ―――市民提案制度を創設したらどうか。
 企画部長 その必要について検討していきたい。



1999年12月一般質問の詳細は、
桐生市のホームページの議事録でご覧になれます。

リンク先:桐生市−桐生市議会−会議録−平成11年第4回定例会会議録第4号




4.2000年3月定例会

2000年3月一般質問要旨(資料:一般質問通告一覧表)

1.経済
 @中心市街地活性化対策。
  ア)助成事業および支援事業の効果。
  イ)桐生行政事務所の支援事業の成果は何か。
  ウ)商店街(商店連盟)および商工会議所の課題。
  エ)市街地活性化対策懇談会の設立。
2.保健福祉・都市計画
 @リバース・モゲージ制度の導入。
  ア)高齢者が持家などの資産を活用して老後の安定した生活費を得る。
  イ)制度導入にあたっては、金融機関やNPOの参入も視野に入れる。
  ウ)区画整理事業を補完するメリットがある。
3.競艇
 @桐生競艇場の管理運営。
  ア)青森県南部町専用場外発売場。
  イ)施設借上げ料。
  ウ)顧客拡大対策と雇用の創出。


2000年3月一般質問要旨採録(資料:桐生タイムス 2000.3.29)

本四 駐車場利用状況は

 ―――特定商業集積整備事業で整備した本町4丁目駐車場の利用状況は。
 経済部長 同駐車場の利用状況には1昨年12月から今年1月までの14カ月で26,425台。月平均1900台で初期の目標を達成しつつあると考えている。
 ―――産学官連携の市街地活性化対策懇談会を設立しては。
 経済部長 中心商店街など市街地活性化については、関係機関との間でこれまでも必要な協議を行ってきたが、貴重な意見なので今後検討していきたい。
 ―――競艇場の施設会社との施設借り上げ料の是非について、判断材料となる資料を議会にも示してほしい。
 市長 施設借り上げ料引き下げと諸経費の見直しの交渉(施設会社などとの)に必要な、すべてのデータをそろえており、いずれ議会と市民に示すつもり。かなり綿密にやっているので、時間がかかると思うが。



2000年3月一般質問の詳細は、
桐生市のホームページの議事録でご覧になれます。


リンク先:桐生市−桐生市議会−会議録−平成12年第1回定例会会議録第5号



5.2000年6月定例会

2000年6月一般質問要旨(資料:一般質問通告一覧表)

1.建設教育
  @公共施設及び公営住宅におけるシックハウス症候群対策について。
   ア)幼稚園、小、中、高校生の実態。
    @.眼の痛み、頭痛、吐き気、鼻血、耳鳴り、下痢等の症状を訴えたことのある園児、生徒の人数及び各々の状況。
   イ)公営住宅における入居者の実態。
   ウ)有害物質を含有する建材等の点検及び換気の実態。
   エ)公共施設建設及び公営住宅建設にあたっての今後の対策。
 2.教育 
 @子ども読書年(2000年)について。
   ア)幼、小、中学校における読書の実態と課題。
   イ)青少年健全育成という視点にたった通年的な施策及び記念事業。
   ウ)学校図書室管理補助員の特徴的な取り組み成果と制度の必要性及び拡充。 
3.都市計画
  @錦・琴平線について。
   ア)事業計画の全内容。
   イ)小梅・琴平公園利用者対策と安全確保。
   ウ)地元関係住民への説明会。



2000年6月一般質問要旨採録(資料:桐生タイムス 2000.6.23)

シックハウス対策は

 −−−化学物質過敏症のうち住宅が原因となる「シックハウス症候群」が全国的な問題だが、市の各学校や公営住宅における対策は。利用者からの苦情は。
  建設部長 社会問題になっているのは認識している。公営住宅でも窓や排気口の配置に考慮し、設計上の工夫を心がけたい。これまでに苦情や相談は特にない。
  教育管理部長 各学校で保健室に駆け込む子はいるが、因果関係がはっきりしていない。今後の推移を注意深く見守り、情報収集に努めたい。
  −−−学校図書室管理補助員の効果は。拡充の予定はないか。
  教育管理部長 市内各学校に28人を配置し、1日4時間週3日勤務で図書の整理や修理、読み聞かせ、紹介などを行っているものだが、図書の利用回数増に効果があり、学校にとって大変重要だ。今後も制度拡充に努めたい。



2000年6月一般質問の詳細は、
桐生市のホームページの議事録でご覧になれます。


リンク先:桐生市−桐生市議会−会議録−平成12年第2回定例会会議録第3号


6.2000年9月定例会

2000年9月決算総括質疑(資料:総括質疑通告一覧表)

1.市政方針総括
 @健全な財政の確立。
  ア)国・県補助金の積極活用の成果と課題。
  イ)経常収支比率・公債費比率・財政力指数の三つの改善に対する自己評価と課題。
  ウ)市民文化会館公債費軽減策の執行状況。
 A福祉施策の充実
  ア)介護保険事業の現状と課題。
  イ)敬老金および金婚祝賀会の復活に伴う評価。
  ウ)おりひめバス利用者(70歳以上)の無料化の実態。
  エ)少子化対策としての就学前児童の医療費助成と子どもを産み育てる環境づくり。
  オ)ボランティア支援策と環境づくり。
 B産業振興
  ア)群大工学部との連携および支援事業の成果と課題。
  イ)ベンチャー企業支援事業の現状。
  ウ)産・学・官の有機的な連携の維持向上。
 C都市基盤の整備
  ア)北関東自動車道とアクセス道路の課題。
 Dし尿処理施設建設
  ア)建設の進捗状況。
  イ)桐生広域圏との連携。
 E生涯学習の拠点である公民館の機能充実。
  ア)有隣館、明治館、彦部家住宅などの文化遺産の活用。
  イ)本町1・2丁目の伝統的建造物群の選定。
  ウ)図書館の蔵書数の確保。
  エ)体育協会への支援事業。
 F公共交通体系の整備
  ア)JR桐生駅へ上毛電気鉄道を乗り入れ、わたらせ渓谷鉄道を含めた沿線地域の活性化構想。
 G第四次総合計画
  ア)市民の声の受け皿づくり。
  イ)行政側の状況認識と時代認識。
 H人事と労務政策
  ア)職員の意識改革と研修制度の充実。
  イ)適材適所の人事異動。
  ウ)助役2人制の実効。
2.企画・財政
 @地方分権と条例制定権。
 A広域行政の現状と課題。
 B合併構想。
 C事務事業評価に対する見解。
 Dコンピューター2000年問題の総括。
3.総務
 @契約と委託業者の良好な関係。
 A職員定数の適正配置。
4.福祉
 @障害者施策の推進。
5.税務
 @住みよい桐生市づくりという観点からの税制。
 A固定資産税の課税の在り方。
6.競艇事業
 @施設借上料の引き下げおよび開催諸経費見直しの交渉経過。
 A競艇事業の将来展望。
7.建設
 @市有施設の見直しおよび改善。
  ア)緊急性かつ必要性の高い施設。
  イ)財源確保。
8.教育
 @教育委員会お体質改善。
 A教員の研修制度の見直しと改善。
 B小中学校の適正配置。
 C市役所出前講座の実績と成果。
9.水道事業
 @公営企業における独立採算性の追求。
 A水道料金改定の効果と将来展望。
 B水源および水質の保全と確保。



2000年9月総括質疑要旨採録(資料:桐生タイムス 2000.9.12)

本四 駐車場利用状況は

 −−− 財政健全化の指標となる経常収支比率・公債費比率・財政力指数の三つの改善について、自己評価と課題をうかがいたい。
 市長 経常収支比率と公債費比率は好転したが、財政力指数はわずかながら悪化し、桐生市が県内11市で一番悪い。
 平成14年から29年までは退職金が年間10億円以上の数字がつながっているほか、297億円の市民文化会館の償還が27年まで続いており、とても厳しい状況だ。
 −−−市長就任以降、敬老金と金婚祝賀式を復活させたが、それについては市民の間でも賛否両論あったが、今後も同事業を続けるのか。また内容の変更はないのか。
 保健福祉部長 今年度も楽しみに待っている高齢者が非常に多いと聞いているので、継続していきたいと考えている。内容の変更も予定していない。
 −−− 「市役所出前講座」のこれまでの実績と成果はどうなっているのか。
 教育指導部長 今年1月から76のメニューでスタートしたものだが、8月末現在で市民からの注文が76件あり、すでに62件、2382人にご参加いただいた。
 その成果として、職員がいっそう業務に精通し、職員と市民との相互交流が図られたという部分があった。今後もさらに充実していきたいと考えており、現在76あるメニューの見直しを行っているところだ。




7.2000年9月定例会

2000年9月一般質問(資料:一般質問通告一覧表)

1.都市計画・建設
 @桐生市都市計画マスタープランの補強策。
  ア)丘陵地開発と企業誘致の可能性。
  イ)「住むなら桐生」のベッドタウン化構想。
  ウ)新たな住宅政策と商店街活性化とのリンク。
  エ)市街地空洞化対策。
2.企画・財政・都市計画・建設
 @市民参画型のまちづくり推進。
  ア)「自分たちのまちは自らの手で創る」というキャッチフレーズがどこまで浸透しているか。
  イ)行政がやるべき領域と市民の協力を必要とする領域は何か。
  ウ)財政状況が厳しいなか、「受益者負担」の原則とサービス行政の限界。
 A群馬県の道普請型公共事業。
  ア)市民参画型のまちづくり施策との整合性。
  イ)市町村への交付金として措置する必要があるのではないか。
3.都市計画
 @都市景観事業
  ア)電線地中化事業と本町6丁目及び錦町商店街アーケード対策。
4.財政
 @財政調整基金。
 A大型公共事業とその返済。


2000年9月一般質問要旨採録(資料:桐生タイムス 2000.10.6)

まちづくり推進 市民参画浸透は

 −−−市民参画のまちづくりの推進について、「自分たちのまちは自らの手で創る」というキャッチフレーズはどこまで浸透しているのか。
 企画部長 総合計画をはじめ、主だった計画を素案の段階から広く公開し、政策形成過程で一般市民の声を取り入れている。今後もこのように進めていきたい。
 −−−財政状況の厳しい中、受益者負担の原則とサービス行政の限界についてどう考えるか。
 企画部長 大変苦慮している。住民福祉の向上ということもあるので、個々に検討し、きめ細かに対応していきたい。
 −−−中心市街地以北が閑散としてきた。梅田、菱、川内地区に住宅を建設し、人を環流させることはできないか。
 企画部長 丘陵地開発については、民間活力を視野に入れており、今後の動向に期待している。



 


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